
子どもの割引制度や、施設の案内などでよく目にする「小学生未満」という表現をよく見かけますよね
例えば、「小学生以下無料」「小学生未満無料」などなど、こういった表記がどの年齢区分を指しているのか混同してしまうこともあるかと思います。
この記事を書いた人


石白けい
30代主婦ブロガー│節約×旅行好きミニマリスト。
海外ホテルでのインターン経験や旅行代理店のカウンタースタッフなどを経験し、子育てをきっかけにブログを始めました。旅行の国家資格を所持しています。
- 総合旅行業務取扱管理者
- 国内旅行業務取扱管理者
小学生以下とは何歳までを指す??
結論から言うと、「小学生以下」は小学生を含みます。
この年齢範囲は多くの施設やサービスで利用される年齢区分で、料金設定や対象年齢の基準として目にすることも多いかと思います。
この範囲には、「0歳から12歳まで」の子どもが含まれるため、未就学児(0歳~幼稚園児、保育園児)と小学校に在学している1年生~6年生が含まれます。
「以下」と言われると小学生を含むのか含まないのか混乱することもあるかもしれませんが、子供向けの施設にお出かけに行く際や、各種チケットの予約などでも頻繁に目にする表現なので、正しく理解しておくと便利ですね◎
以下と未満の違いについて
「小学生以下」と「小学生未満」という表現は一見すると似た表現ですが、意味に違いがあります。
「以下」という言葉はその基準を含みますが、「未満」は含まないという違いがあります。
表記 | 含まれる年齢 | 対象となる年齢 |
小学生以下 | 0歳~12歳 | 未就学児+小学生 |
小学生未満 | 0歳~5歳 | 小学校に入学していない未就学児 |
ただし、12歳であっても小学生であれば小児として扱われる場合や、逆に6歳でも小学校入学前であれば幼児として扱われ、座席が不要な場合は座席料金がかからない場合もあり、各交通機関や宿泊施設によって取り扱いが異なるため、具体的な運賃や料金計算の際は各社の規定を確認する必要があります。



テーマパークでのアトラクションなどで、例えば「小学生未満は要保護者同伴」といった表現があった場合、小学生なら保護者の同伴の必要がないということですね
各施設での小児運賃や料金の設定について
国内旅行業務においては、「小学生以下」は一般的に「6歳以上12歳未満」を指します。
JRにおける旅客運賃の取り扱い
例えば、JRにおける旅客運賃の取り扱いは以下のようになっています。
JRにおける旅客の年齢区分
おとな | 12歳以上 |
---|---|
こども | 6歳以上、12歳未満 ※12歳以上で中学校入学前の者は小児 |
幼児 | 1歳以上6歳未満 ※6歳で小学校入学前の者は幼児 |
乳児 | 1歳未満 |
12歳でも小学生(中学校入学前)は「こども」、6歳でも小学校入学前であれば「幼児」運賃が適用されます。
日本の学校は4月から新学年となるため、中学校・小学校に入学する年の4月1日から、それぞれ「おとな」「こども」運賃が適用されます。
その他の表現との違い
「小学生以下」だけでなく、施設やチケットなどの区分によっては「小学生以上」や「小学生まで」といった表記を目にすることもあります。
「小学生以下」「小学生未満」も含めてそれぞれの違いをまとめました。
表記 | 含まれる年齢 |
小学生以下 | 0歳~12歳 |
小学生未満 | 0歳~5歳 |
小学生以上 | 小学1年生~中高生まで |
小学生まで | 0歳~小学6年生まで |
それぞれの表記の違いについて再確認しておくと安心です◎
まとめ
この記事では、旅行やお出かけの際によく目にする「以下」や「未満」といった表記について解説しました。
紛らわしい表現に出会った時は、施設案内などをよく確認したり、不明な点はサポートデスクなどに問い合わせておくとより安心です◎
小学生以下や小学生未満という表記は一見ややこしいですが、子どもの年齢によってお得になるサービスに活用できたり、旅行の計画の際など覚えておくととても役に立ちますので、ぜひ参考にしてみてください◎
それでは